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  • 榎本 雄太

健康診断コースを振り返ってみて

当院では、2021年より健康診断コースを実施しております。

年齢に合わせた3つのコースがあり、各種検査を単独で行うよりもお安くなっています。


※詳しくはこちら→健康診断コースのご案内


2022年10月現在、のべ106頭の健康診断を行いました。(犬・猫・ウサギ)


今回のブログでは、健康診断の結果の詳細と、106頭の検査を通じて感じたことをお話しします。



健康診断コースの割合と年齢層




若齢層にお勧めするライトコースが最も多い結果となりました。


健康診断と言えば、シニアに差し掛かったタイミングでやろうかな...というイメージですが、予想以上に若い年齢(0〜6歳)の受診割合が多いです。

これはとてもいい傾向です!


「若いうちは病気なんてしないから大丈夫かな...」と思われがちですが、実は若くて健康な内に健康診断をすることはとても大事です💡


その理由は、「その子の正常値を知ること」にあります。


個体によって、検査数値や画像所見は異なります。


健康な状態での血液検査の数値や画像所見を記録しておくことで、具合が悪くなった時の検査結果と比べてみて悪化した項目から原因を掴めることが多いのです。


13歳以上のハイシニアの割合が18%と、予想よりやや低い結果となりました。

高齢になるほど病気かかる可能性は増えますので、シニア層にはもっと積極的に健康診断を啓蒙していかなければ、と感じました。



・診断結果


ー異常あり(経過観察):皮膚のイボ、歯石沈着(軽度)など


ー異常あり(要治療):心臓病、腎不全、結石症、外耳炎、歯石沈着(中程度〜重度)など


ー深刻な病気:生命の危機に関わるような疾患(急な手術を要する病気、悪性腫瘍など)


約50%で異常を認め、約25%が治療が必要な疾患でした。


数は少ないですが、3%(4頭)で深刻な疾患を発見しました。

(いずれも11歳以上のシニア犬でした)


動物は言葉を話せず、多少調子が悪くてもはっきりと態度に表すことは少ないため、病気の発見が遅れてしまうことが多々あります。


「もう少し早く治療を開始できていれば...」と悔しい思いをすることも多いのです💦


今回の健康診断で、早期治療が重要な病気(特に心臓病・腎臓病)を見つけることが出来たのはとても良いことですね。


見た目は元気でも大きな病気が潜んでいるかもしれません...。


当院の健康診断コースは誕生日月に行うとさらに10%割引となります💡

元気な時にこそ、お誕生日月に年に1回の健康診断をしてみてはいかがでしょうか??


ぜひご利用ください😄

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