12月も終わりに差し掛かり、一段と寒くなってきましたね❄️
人間と比べて低い位置で生活することが多いペットたちは、冷たい空気の影響を受けやすく、冷えることが原因でお腹を壊したりと体調を崩すことも多いです。
動物病院で特に保温に気をつけるのは、低体温の動物を治療する時や、麻酔をかけている時、手術の後などです💡
通常、動物の体温は37℃後半〜38℃台ですが、手術中〜手術後は35℃〜36℃になってしまうこともあります。
手術中に体温が低い状態が続くと麻酔の覚めが悪くなりますし、手術後はしっかりと体温を上げないと動物の体力がされに奪われてしまいます💦
私たちが動物の体温を保つために用いる道具は、特別な医療機器であることは少なく、ネットなどでも購入できる物がほとんどです💡
そこで今回は、動物病院で実際に使っている商品のご紹介をさせて頂きます😄
(1)ペット用ホットカーペット
定番の商品ですね💡
表面(黄色)は低音・裏面(ピンク色)は高温仕様になっています。
カーペット面に当たる皮膚がたまに低温やけどしてしまうことがありますので、タオル
を敷いてあげましょう。
黄色:低音 ピンク:高温
(2)洋服
前回ご紹介したエリザベスウェアのように、洋服を着ることで熱が逃げるのを防ぎます。
(3)デスクヒーター
人間用のデスクヒーターです💡
ペット用ホットカーペットでは、体の下側からなのに対して、こちらは3方向から温め
ていきます。ホットカーペットに比べて保温性が優れるので、当院では手術後は主にデ
スクヒーターで保温をしています。
動物の体やオシッコうんちなどで汚れる心配も少ないので重宝しています😄
ちなみに、、、手術中は布団温風機(ぬくぬく)と手術用マットを使っています💡
一見シンプルですが、保温効果は絶大です💪
ご自宅での保温グッズには、(3)のデスクヒーターがオススメです💡
皆様もぜひお試しください♪
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