自宅に迎えてから最初の2週間
仔犬・仔猫が新しい環境に慣れるまでには1〜2週間ほどかかります。
この期間は体調を崩しやすく、風邪・胃腸疾患・寄生虫疾患・皮膚糸状菌症などにかかりやすくなっています。免疫力も弱いため、症状が重篤化することも多い時期です。
以下のような症状が見られましたら、すぐに病院にいらして下さい。

・くしゃみ、咳をしている 
・元気食欲がない 
・下痢 ・嘔吐 
・耳や皮膚を痒がっている

ワクチン接種
ワクチン注射は自宅に来てから1週間ほどは待ちましょう。
ご自宅での環境に慣れてきて、体調に問題が無ければワクチン注射にいらして下さい。

当院の初年度ワクチン接種プログラム
仔犬
・2ヶ月齢 1回目
・3ヶ月齢 2回目
・4ヶ月齢 3回目
・3回目の接種から1年後に追加接種
  以降は1〜3年おきに追加接種

※狂犬病予防接種
3回目のワクチン接種から、3〜4週間後に狂犬病予防接種を行います。
狂犬病は、人も含めた全ての哺乳類に感染する病気で、日本の近隣諸国では現在も発生しています。
海外から持ち込まれる動物がいる為、「狂犬病予防法」により毎年1回の予防注射が義務付けられています。
 
※お散歩の時期
3回目のワクチン接種から1週間が経てばお散歩が可能ですが、ワクチン接種が終わっていなくてもお家の外に連れ出してあげましょう。ただし、直接地面に触れたり他のワンちゃんと接触しないよう、抱っこやキャリーバッグに入れてあげましょう。
 
生後2〜4ヶ月齢の期間は「社会化期」と呼ばれ、人や他のワンちゃんとのコミュニケーションを学んだり、他の動物から無機物まであらゆるものに慣れるのに適した時期となります。ワンちゃんは生後約1年で成犬になりますが、その中で性格や精神面、ストレス耐性などに影響するのがこのたった数週間になります。
この社会化期になるべく外の世界に触れる機会を作ってあげましょう。
  
仔猫
・2ヶ月齢 1回目
・​3ヶ月齢 2回目
・4ヶ月齢 3回目

・3回目の接種から1年後に追加接種
  以降は1〜3年おきに追加接種

予防薬の投与
フィラリア・ノミマダニ・消化管寄生虫などの予防をしましょう。
ワクチン注射の時期と重なる場合でも、予防を忘れないようにしましょう。

フィラリア予防
4〜12月が予防期間になります。
蚊が媒介するフィラリアという寄生虫が、ワンちゃんの心臓や肺動脈などに寄生することによって起こる病気です。
主に心臓に障害を引き起こし、死に至ることもあります。

ノミダニ予防
フィラリアと同じく4〜12月が主な予防期間となりますが、マダニの中には冬季にも活動する種類もいるので通年予防をお勧めします。

不妊手術の時期
(男の子:去勢手術 女の子:避妊手術)
生後6〜8ヶ月齢での手術を推奨しております。
発育状態や歯の生え変わり、発情しているかなどを考慮して手術に最適な時期を決めます。
詳しくは、「外科手術:避妊去勢手術のご案内」をご参照ください。