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ペット保険、うちの子は入った方がいいの?

榎本 雄太

更新日:2022年1月26日

前回に続きペット保険のお話しです。

「うちの子はペット保険に入っておいた方が良いのかしら??」

こちらのご質問もよくいただきます。


以下の資料をご覧ください💡


アニコム損保が発表している診療費請求のTOP10です。

実際にどの病気で、どれくらい通院して、いくらかかっているのか記載されています。

(診療費は動物病院で多少異なります)




こちらのランキングと、実際に私が診察で「保険に入ってくれていて良かった...!」と感じる病気を照らし合わせて、以下をピックアップしてみました(あくまで私個人の印象です)


赤文字は、主に高齢で罹患することが多い病気

緑文字は、どの年齢でも罹患する可能性がある病気


さらにそれらの病気にかかりやすい犬種・猫種を挙げてみました↓


犬:

心臓疾患

アレルギー性/アトピー性皮膚炎

腎不全

腫瘍(ガン)

骨折



猫:

腎不全

心臓疾患

結石症

腫瘍(ガン)

膀胱炎



心臓疾患・腎不全・アトピー/アレルギー性皮膚炎は、定期検査やお薬(永続的に投薬が必要なケースがほとんどです)で、通院回数や治療費はかなりかかってしまいます。


腫瘍(ガン)は、手術が必要になると、入院などもあり高額になることが多いです。

手術・各種検査・入院費を含めると20万円を超えることもあります。支払い限度額を超えてしまうこともあります💦


骨折はとりわけ高額で総額が30〜50万になることもあります😱

昔は交通事故などで骨折する動物が多かったのですが、今は「高い所から飛び降りた若い小型犬」が多い印象です。


結石症・膀胱炎は、併発していることも多く、特に注意が必要なのはこれらが原因で「尿路閉塞」になることです。

尿路閉塞とは、尿道に石や老廃物が詰まってしまうことで尿が出なくなってしまい、腎臓などを痛めてしまう病気です。

若いうちの発症も多く、命に関わることもあります。

オスがほとんどで、メスで閉塞することは滅多にありません。

閉塞を解除して腎臓の治療をすると(入院して)、5〜8万円ほどかかります。さらに再発することも多く、年に3〜4回発症する子もいます(1年で総額30万円かかることも...)


まとめてみると、、、


・高齢にさしかかる小型犬(心臓、腎臓)

・高齢にさしかかる猫(腎臓)

・膀胱炎や尿石症をくり返すオス猫(尿路閉塞)

・皮膚トラブルの多い、柴・シーズー・レトリバー種

・誤飲誤食が多い動物(ランキング外ですが要注意です)


上記に当てはまる子はペット保険を検討してみても良いかもしれません💡


話はそれますが、私の知り合いの飼い主様で、


・保険料がとても低い会社に加入(限度額設定の無い保険ならなお良)

・月々1万円をペット貯金として貯めておく

→高額治療になっても、保険限度額+貯金で何とかなる!


なるほどな〜と思いました😄

月々の保険料も負担にはなりますし、ペットが病気にならなければ貯金は貯まっていきますよね。


ぜひご参考にしてみて下さい👍









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