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  • 榎本 雄太

⚠️誤食したら命に関わる危険物3選⚠️

「異物の誤飲誤食」

診察をする機会の多い病気です😱


ペットシーツ、布製品、おもちゃ、チョコレートetc...


動物が食べてはいけない危険物は、ネットなどで調べるとたくさん情報を手に入れることが出来ますね💡


今回は、体内に入ると特に危険(致死的な状態になる可能性が高い)な物についてお話しをしていきます。


1:ユリ科の植物(特に猫さん😸)


ユリ中毒では、急性の腎障害が起こります。

早急に治療をしないと腎不全となってしまい、誤食から数日で亡くなってしまうこともあります。

ユリのどの部位も猫にとって毒性があり、花弁、葉、茎だけでなく、花粉やおしべ、ユリ根などでも中毒になります。

ユリを活けていた花瓶の水を舐めただけでも中毒が起こるといわれています。


ユリ科の主な植物 ースズラン、各種ユリ、チューリップ、ヒヤシンスetc


ユリ科の主な食べ物 ーたまねぎ、長ネギ、ニンニク、アスパラetc


症状としては、元気食欲低下・嘔吐・下痢・よだれ・ぐったりしている・痙攣など多岐に渡ります。

ユリ科の植物を家に置かないことが一番の予防法になります💡



2:アセトアミノフェン


市販用の風邪薬などに含まれています。

血液の成分である赤血球や、肝臓に影響が認められ、ワンちゃんより猫さんでより強い症状が出ることが多いです。

症状としては、嘔吐・下痢・腹痛・ぐったりしている・頻呼吸などがあります。


中毒量の目安として、過去の報告を参考に、

「新コンタックかぜ総合」で計算してみました💡

(1カプセルあたり、アセトアミノフェン225mg配合)


<体重5kgの犬の場合🐶>

中毒量:2カプセル以上

10カプセル以上食べると治療回復が見込めなくなる可能性あり。

重度の肝障害(劇性肝炎):20カプセル以上

12時間以内に死亡することがある:22カプセル以上


<体重4kgの猫の場合😸>

中毒量:1カプセル以上

3カプセル以上を食べた猫の1/4で死亡することがある。


軽症であれば2〜3日で回復しますが、重症例では死に至ることもあります。

これからの季節、風邪薬を使用する機会も増えるので注意が必要ですね💦


3:ミノキシジル


市販の育毛剤に含まれる成分です。

2021年に論文報告されたので、ネットなどではまだ十分な情報が出ていないのではないかと思います。

近年、育毛剤市場はどんどん広がっており、ミノキシジル入りのシャンプー、液体育毛剤など様々な商品が出回っています。

有名な「リアップシリーズ」商品には、ほぼ全てに含まれています。


・飼い主様の枕カバー

・髪、頭皮

・育毛剤使用中に飛んだ成分のしずく


誤食の契機としてはこれらを舐めることが多いらしいです。


症状:元気低下、嘔吐、頻呼吸、低血圧、食欲低下、肺水腫、開口呼吸etc


恐ろしいのはミノキシジル1滴でも舐めると、致死性(特に猫)もしくは重度の副作用が起きる可能性があることです。

これから寒くなり、動物と一緒に寝る機会が増えてくると思いますが、育毛剤を使用されているご家庭では注意が必要ですね💦


私は両親の家系がつるっパゲという、ハゲのサラブレッドなのでそろそろ育毛剤を検討していたところでした😅別の手段を探そうと思います!


もしこれら異物を食べてしまった時は、なるべく早く吐かせることが重要です。

食べてから2〜3時間以内であれば、病院で催吐処置(注射薬)をすることで異物を吐かせることが出来る可能性が高くなります。


異物誤食に気付かれた際にはすぐに病院へご連絡ください💡










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